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プログラム名
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短期留学(Break the Shellプログラム)
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行き先
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アメリカ:サンフランシスコ&シリコンバレー
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名前
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Nさん
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参加時期
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高校1年生
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期間
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2024年7月23日~7月30日(8日間)
Break The Shell =殻を破る。世界最大の都市、ニューヨークで過ごした1週間はあまりにも短過ぎたが、自分を覆っていた殻にヒビくらいは入れられたんじゃないかと思っている。
最初に、感想をひとこと。
最っ高に楽しかった!
アントレプレナーシップを学ぶ
僕が今回の短期留学にて学んだことは沢山ある。中でも、最も印象に残っているのはモーニングセッションにてVisual Thinking StrategyとDesign Thinkingを学んだことである。その2つは今回の留学のコンセプトであるアントレプレナーシップ、起業家精神と大きな関わりを持つ。
Visual Thinking Strategyとは対象をどのように観察し、どのように感じるかという力を強化する教育法であり、その力は解決すべき問題を見つけるときに役立つ。また、Design Thinkingとは問題に直面したときにどのように解決するかの方法である。これは5つのプロセスから構成されており、何に対しても応用可能なので様々な場面において強みを発揮することができると考える。この2つを学べたことは自分にとって大きな進歩であり、将来役に立つはずである。
他にもアントレプレナーシップの学習という点では楽天への訪問も鮮明に記憶に残っている。楽天で受けたプレゼンテーションでは楽天の事業展開の方法、海外進出の具体的な方法など、様々な気づきがあった。加えて、楽天でのプレゼンテーション中に興味をひかれたのは海外進出をしようとしている日本企業をサポートし、コワーキングスペースを提供しているRakuNestというサービスにおいて、日本企業同士を組み合わせて新たな製品、サービス等を生み出そうとする取り組みがあるということだ。今までにないものや新たなビジネスチャンスを創り出すときに、組み合わせによるメリットの最大化を目指すことは非常に重要であると考えるので、この取り組みには非常に関心を抱いた。
殻を破って挑戦できたこと
さて、ここまではアントレプレナーシップについて述べてきたわけだが、ここからは今回の留学のもう一つのコンセプトであるBreak The Shellについて述べていこうと思う。Break The Shellとは文字通り、自分の殻をやぶり、自分や世界について表現する力を磨き、新たな可能性を追求することだ。
自分はもともと内向的な性格で、昔は自分から他人に話しかけに行ったり、授業内で質問したりはしない方だったのだが、今回の留学を振り返ってみると自分から積極的に外人の方に英語で話しかけに行ったり、授業内でも進んで発言したりすることができたと思う。また、夜に他の国から来た留学生の人と一緒にバレーボールをしたり、日本から来た大学生の起業家の方々と話をしたことは記憶に新しい。
したがって、自分はBreak The Shellをすることに成功できたのでこの体験は非常に有意義であったと考える。
アメリカの大学にて印象に残ったこと
また、他にも、アメリカでの滞在中驚かされたこと、心を動かされたことは沢山ある。
今回のプログラムではカリフォルニア大学、スタンフォード大学という世界の中でもトップクラスの大学に訪問する機会があった訳だが、日本の大学と比べてもキャンパスの規模が桁違いに大きく、ただただ驚いたのを覚えている。さらに、実際にその大学の生徒の方の話を伺ったときには、非常にのびのびと自分のやりたい事を追及しているように感じられた。そのような海外の大学の様子について知ることができたのをとてもうれしく思う。
他にも、カリフォルニア大学で受けた人生に関するサンプルレクチャーでは今まで考えたこともなかったような様々なことについて考えさせられ、非常に多くの発見があった。中でも一番印象に残った言葉はLET THE WORLD DISCOVER YOUである。この言葉には失敗を恐れず夢を行動に移していこうという意味があり、失敗を恐れず自己表現するという点でBreak The Shellと通じる点があると考える。僕はこの言葉の失敗を恐れない、チャレンジ精神が深く印象に残った。チャレンジは何事においても初めの一歩となるのでこの言葉を忘れることなくこれからもチャレンジしていけたらいいと思う。
僕は留学を通して変わることができた
最後に、今回の留学において非常に良い経験であったと考えることがもうひとつある。それは自分一人やグループで一つのものを創っていくということだ。
今回の留学を通して僕は様々なものを創った。グループで協力して交通問題解決の手段を考え、それを一つの紙にまとめたり、Urban Designの模擬講義にて仮想の街について論じあい、地図をつくったり、個人では最終日にプレゼンテーションをつくったりした。そのような新しいモノを創り出すという経験は非常に重要なものであり、将来にも先立つものであると確信している。
これまで挙げた通り、今回の留学を通して僕は非常に沢山のことを学んだ。それらは貴重で重要なものであるだけでなく、僕の人生を一部変えたと考える。
まず進学の面では、これまでは日本の大学のみが絶対的な価値観であったのに対し、今回の留学を通して海外大学のスケールの大きさを目の当たりにしたので、考え方が少し変わった。次に将来の面では、今回学んだアントレプレナーシップの影響もあり、将来起業してみたいと考えるようになった。そう感じるきっかけを得ることができたのはとても幸運なことだと考える。
このように、僕は留学を通して変わることができた。この貴重な経験を人生の糧にして、これからも成長を続けていられることを願う。
(写真は参加者提供)
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