自分らしく生きる街


プログラム名

短期留学

行き先

アメリカ:ニューヨーク

参加時期

高校1年生

期間

2023年12月28日~2024年1月6日(10日間)

「自分らしく生きる」「十人十色」「みんな違ってみんな良い」そんな言葉がニューヨークには似合っている。私はそう思いました。このように考えたきっかけは2つあります。

みんな違ってみんな良い

一つ目は一日目のこと。この研修が始まる前のことですが私は日本で常に周りの目を気にし、周りから孤立することを恐れて過ごしていました。失敗して変に思われていたらどうしよう、嫌われているかもしれないなど。最後には自分の容姿もおかしいと思うようになるなど自分に自信が持てないでいました。

けれど、ニューヨークを訪れて、そんな考えは一瞬でどこかへ行きました。周りから孤立するなど考える余地もないほどたくさんの人種の人、ユニークなことをしている人がいたのです。ショッピングモールで私はありとあらゆる人種の老若男女を見かけました。黒人やヒスパニック、アジア人、ムスリムなど。それぞれが自分の好きな服を着て、趣味のアニメやロックの持ち物を身に着け、誰も周りの目など気にせず笑っていてとても楽しそうでした!

そして、地下鉄の構内ではミュージシャンが熱唱していたり、手品を行っている人がいたり、日本では滅多に目にしないため周りから浮いてしまうと考えられる行為がニューヨークでは当たり前でした。「みんな違ってみんな良い」なのです。まさにこの言葉を表現した絵をタイムズスクエアの近くで発見しました。それが下記の写真です。

「自分らしく生きる」ということ

二つ目はホストファミリーとの会話の最中でした。学んだ単語を日記に書かなければならなかったのですが、私が何かおすすめの単語はないかとホストファミリーに尋ねると彼女は「カリビアンって知っている?」と言いました。カリビアンとはカリブ海に関することの意味ですが、なぜカリビアンだったのかというと、彼女は実はジャマイカにルーツを持っていたのです。その後、彼女はジャマイカの伝統料理や伝統音楽について詳しく話してくれました。

この時の私はというと、ただただとっても驚きました。なぜなら、もしも私が彼女だったとしたら、とっさに日本のことについて彼女ほど分かりやすく説明することができないからです。「ニューヨーク」という様々な人が暮らす街では「自分のルーツ」を知り、それを自分に生かして生きるということが「自分らしく生きる」ということにつながるのであると思った瞬間でした。

 

日本と海外をつなぐことのできる架け橋になれたらいいな

これらの体験を日本に持ち帰って、私はまだまだ「自分らしく生きる」とは何かについて模索中です。ただ、ありのままに進んでいくことが大切なのではないかと私は思います。そして、私は自分の将来についてニューヨークに行くことで目標を定めることができました。

研修前はぼんやりと国際弁護士になりたいと考えていたけれど、先ほどのホストファミリーとの会話を通して彼女らがカリビアンのことに詳しいように自分ももっと日本のことに詳しくなりたい!海外の人に日本のことを広めたい!と思いました。(ホストファミリーは富士山や東京を知らなかったのです。)

日本と海外をつなぐことのできる架け橋になれたらいいな。そう思えるような素晴らしい実りのある研修となりました。

写真は参加者提供

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