イギリス大学進学に向いているのはズバリこんな人!


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2019.08.20

イギリス大学進学の魅力は、歴史ある大学で専門的な分野を学ぶことができる点。ではイギリスの大学進学に向いているのはどんなタイプの人なのでしょうか? 留学カウンセラーが、イギリスの大学の特長やアメリカの大学との比較とともにご紹介します。

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目次

Summary

イギリスの大学進学に向いている人は…

  • 学びたい分野が決まっていて、深く掘り下げたい人

  • 将来こうなりたいという強い想いがある人

  • 修士課程を1年間で修了し、キャリアにつなげたい人

今回のナビゲーター

アメリカの大学入学を夢見るあまり、高校卒業後にファストフード店でのオーダーもままならない英語力で渡米。TOEFLスコアはアメリカのコミュニティカレッジ入学の最低ライン…。それでもくじけることなく、周りの現地学生や留学生との温かい交流を通して約2年で無事卒業! アメリカでの教育実習等を経て4年制大学に編入し、これまた留年することなく卒業。現在は、未来のある子どもたちの英語教育に携わるという夢を実現し、高校留学や海外の大学進学のカウンセリングに従事。JAOS認定留学カウンセラー。

イギリスの大学進学に向いているのはどんなタイプ?

前回の留学コラム「それってデメリット? イギリス大学進学にまつわる3つの誤解」で、イギリスの大学の魅力について触れました。海外大学進学は、各国の教育制度の違いや大学の特長によって、合うタイプが異なったりもします。そこで今回は、イギリスの大学進学に向いている人について、イギリスの大学の特長やアメリカの大学との比較とともにご紹介します。

イギリスの大学に向いている人1:学びたいことが決まっている人

日本から海外の大学に進学する人、留学を目指す人は、英語が好きだからということもあり、文系の人が多い傾向にあります。アメリカの大学では専攻が何であれ、一般教養で数学や自然科学等も学ぶリベラルアーツ教育が主流です。理系の授業も文系の授業も幅広く学ぶことで、視野が広がり、これからの社会に必要と言われています。が、海外の大学を目指す皆さんの中には、苦手な科目はやっぱり苦手…、という人も多いのではないでしょうか!?

 

イギリスの大学には一般教養はありません。人文系であれば(日本とは人文系の学問の分類が若干異なりますが)、人文系に関連する授業を中心に履修します。文学を学びたい人が、数学を学ばされることはまれです。そのため、イギリスの大学進学は学びたいことが決まっている人や、学びたい分野を深く掘り下げたい人に向いていると言えます。

イギリスの大学に向いている人2:将来のプランが明確な人

イギリスの大学に向いている人2:将来のプランが明確な人

将来こうなりたいという強い想いがあって、そのプランが明確な人はイギリスの大学進学に向いていると言えます。日本の高校卒業後は原則、ファウンデーションコースへの参加が必須となりますが、そのファウンデーションコースで大学で専攻を希望する分野の基礎を勉強します。そして大学進学後は、1年生から専門性の高い授業を受け、3年間かけてその分野に対する理解を深めることができるため、卒業時点では北米の大学に比べ、より高い専門性を身につけて卒業することが可能です。

 

一方、アメリカでは専門教育の場は大学院と考えられていて、大学学部課程では、医学や法学を専攻することはできません。アメリカで弁護士や医者になりたい場合は、大学卒業後にLaw SchoolやMedical Schoolと呼ばれる専門大学院ヘ進学する必要があります。卒業までにLaw Schoolは2年間、Medical Schoolは4年間かかるのが一般的です。

 

イギリスの大学には、2年次と3年次の間に、1年間のインターンシップが組み込まれているプログラムも多々あります。インターン生として取り組む仕事を通して、ファウンデーションコースを含め3年間かけて勉強してきたことに対する理解を深めた上で、最終学年へ進級することができます。卒業するまでに就業経験を積むことで、就職活動でもアピールすることができる点でも、将来のプランが明確な人にとっては魅力的なオプションです。

イギリスの大学に向いている人3:短期間で大学院まで卒業し、グローバルに活躍したい人

イギリスの大学に向いている人3:短期間で大学院まで卒業し、グローバルに活躍したい人

イギリスの大学院では、1年間で修士号を取得することができます。つまり、ファウンデーションコースを含めて大学を4年間かけて進学し、さらに1年間勉強することで大学院卒となります。日本国内では大学院へ進学する人はまだまだ少ないですが、世界で活躍する多くの人達は、より良いキャリア形成のため、大学院への進学を選択します。アメリカの大学院の修士課程の多くは2年間ですが、イギリスは1年間の修士課程が一般的です。

 

また最近は、ファウンデーションコースの代わりに、2年次への編入が可能になるInternational Year Oneと呼ばれるパスウェイプログラムの提供を始めているイギリスの大学や学部もあります。このパスウェイプログラム経由で進学をすれば、高校卒業した年の9月から3年間で大学を卒業でき、大学卒業後に大学院へ進学した場合は、4年間で大学院修士号まで取得することも可能です。つまり北米や日本の大学卒業までに必要な年数で大学院を卒業できるということになります。

 

短期間で大学院まで卒業し、グローバルに活躍したいという人は、ぜひイギリスの大学もチェックしてみてください。

以上、イギリスの大学進学に向いている人についてご紹介しました。

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