海外の大学に入学するって難しいの?


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2018.03.09

「英語が難しそう…」、「学費が高そう…」そんなイメージをお持ちの方が多い海外大学進学。実際のところはどうなのでしょうか? 海外大学進学や大学留学のメリット、海外の大学に入学するための英語力や費用、日本人留学生におすすめの海外大学進学の方法等をご紹介します。

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目次

Summary

  • 英語力、精神的なタフさ、世界規模の考え方等、海外大学進学や大学留学にはメリットがいっぱい!

  • 留学生向けプログラム等を利用すれば、英語が完璧でなくても海外の大学に進学できる!

  • 海外大学進学は学費が高いは間違い?

今回のナビゲーター

アメリカの大学入学を夢見るあまり、高校卒業後にファストフード店でのオーダーもままならない英語力で渡米。TOEFLスコアはアメリカのコミュニティカレッジ入学の最低ライン…。それでもくじけることなく、周りの現地学生や留学生との温かい交流を通して約2年で無事卒業! アメリカでの教育実習等を経て4年制大学に編入し、これまた留年することなく卒業。現在は、未来のある子どもたちの英語教育に携わるという夢を実現し、高校留学や海外の大学進学のカウンセリングに従事。

海外大学進学にはメリットがたくさん!

「学びたい分野が海外の大学にしかない」、「憧れの○○大学で学んでみたい」等、海外大学進学を選択する理由は人それぞれです。理由は何であれ海外大学進学には、実用的な高い英語力が身に着く、挑戦を恐れない精神的なタフさが養われる、そしてグローバルな視点を持つことができ、将来の選択肢が広がるといったメリットがあります。

 

まず英語力についてですが、大学留学中は目に触れるもの、耳から聞こえてくるものすべてが英語ですから、日々英語でコミュニケーションをとらなければなりません。大学の授業では莫大な量の英語の課題をこなし、現地学生に交じって質問や議論をするため、アカデミックな英語が身に着きます。必然的に英語を理解し、情報を処理する力が高められます。長期間の留学中には現地の友人もできますから、「生きた英語」も学べます!

 

海外の大学では授業中に発言し、自分をアピールすることが求められます。大学留学中は自分の意見をうまく伝えられなかったり、生活のルールが違ったりと戸惑いを感じることもあるでしょう。日本とは異なる環境で、留学当初は失敗や挫折を経験するかもしれません。しかし長期間である大学留学には、マイナスの経験を成功体験に変える時間的な猶予があります。成功した時の達成感や喜びを積み重ねることで、チャレンジを恐れない精神的なタフさを身に着けることができます。それらは社会に出てからも役に立つはずです。

 

大学留学中はキャンパス内外に関わらず、自分とは異なる言語・文化背景や価値観に触れる機会がたくさんあります。自分では当たり前だと思っていたことが当たり前ではないと気付き、視野を広げることで多様な価値観を受け入れることが可能です。また、日本の価値観や文化を外側から客観的に見るという視点も養うことができます。世界規模の考え方を身に着けることで、自分のキャリアや生き方に合った最適な選択肢を国にこだわらず選ぶことができます。

英語が完璧でなくても海外大学に進学できる!

英語が完璧でなくても海外大学に進学できる!

「英語は好きだし苦手科目ではないんだけれど、帰国子女でもないし、海外の大学に留学なんて無理…」。海外の大学進学や大学留学にちょっと憧れてはみたものの、情報収集もせずに諦めてしまっていませんか? 学校で英語ができる人、英語が得意と言う人には完璧主義の人が多いような気がします。でも、海外の大学に入学するのに、英語が完璧である必要はないのです。

 

ちょっと考えてみてください。あなたが日常使っている日本語は、主語と述語を伴った完全な文章ですか? 「てにをは」は正しいですか? もちろん英語を正しく読める、聞ける、書ける、そして話せるのに、こしたことはありません。まして大学入学に求められる試験であれば文法はもちろん重要です。お伝えしたいのは、英語の試験の点数さえクリアすれば、すべてが完璧である必要はないということです。日本語であれ英語であれ、ネイティブだって間違えているのですから!

 

では実際に海外の大学に進学するための英語力はどのくらいなのでしょうか? もちろん世界的に有名な名門大学に入学するための英語力は高いです。が、留学生向けにデザインされたプログラム等を利用すれば、例えばTOEFL 46点~、IELTS 5.5点~(TOEICに換算すると600点~)での出願も可能です。他にも、コミュニティカレッジや大学付属の語学学校等を活用すれば、大学選択の幅はぐっと広がります。

海外大学進学は学費が高い?

学費が高い…。これが海外大学進学や大学留学に対する一般的なイメージなのではないでしょうか? もちろんそういう大学もありますが、すべてではありません。卒業までにかかる費用をみてみましょう。例えばカナダでは年間約200万円程度×4年間、オーストラリアでは年間約300万円程度×3年間という大学もあります。これは学費と生活費込みの金額です。仮に東京でひとり暮らしをして私立大学(国際系、芸術系、理系)に通うのと、費用面でさほど変わらないことにお気付きいただけますでしょうか?

 

「制度を利用して、賢く経済的に留学しよう!」 でもご紹介しましたが、奨学金を活用して海外大学進学の学費を抑えるという方法もあります。留学の奨学金制度は、大学、国、教育委員会や地方自治体等の公的機関、そして民間団体や企業等、様々な機関や団体が実施しています。奨学金の種類も返済不要の給付型から、キャンペーン等の割引サービスや貸与型の教育ローンまで様々です。ご自身の留学のスタイルや目的に合ったものを、ぜひ探してみてください。

みなさんが不安に感じるほど、海外大学進学や大学留学のハードルは高くはありません。大切なのは海外の大学で学び、成長したいという気持ちです! 人生は1回きり! 少しでも海外大学進学や大学留学に興味があるなら、ぜひ挑戦してみませんか?

 

次回はアメリカの大学に進学する方法について、詳しくご紹介します。

日本人留学生におすすめのアメリカの大学に進学する方法をご紹介!

アメリカの大学に入学するのは、実はそれほど難しいことではない!? パスウェイプログラムでの4年制大学編入から、コミュニティカレッジから4年制大学への編入を目指す方法、語学学校を活用する方法等、日本人留学生におすすめのアメリカの大学に進学する方法についてご紹介します。

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