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留学基本情報
2018.10.16
ニュージーランド留学に便利!銀行口座開設とクレジットカード
ニュージーランドでは現金に加えてカードでの支払いが広く普及しており、ニュージーランドに暮らしている人たちは日ごろからクレジットカードや「EFTPOS」(エフトポス)というデビットカードを使うことが一般的です。では、短期留学で訪れる際や、高校留学やワーキングホリデー、大学進学等の長期留学で滞在する際にはどうしたら良いでしょうか?
短期留学や未成年の場合には、クレジットカードの家族会員カードや、海外のみで使えるトラベル・プリペイドカードがおすすめです。ワーキングホリデーや大学進学などで長期留学する場合には、ニュージーランドで銀行口座を開設し、「EFTPOS」を作っておくと便利!「EFTPOS」は銀行口座に入っている分の金額までしか使用できないので使いすぎや、落としたり盗難に遭ってしまった際の第三者による多額の使い込みを防止することができます。
ニュージーランドで銀行口座を開設するためには、本人が銀行に行って手続きをする必要があります。銀行口座を開く場合には、パスポート、ビザのコピー、学校が発行するホームステイ先の詳細や電気水道などの支払い請求書、政府機関からの文書等住所を証明する書類、最低NZ$50~100の現金(最低預金額分)等が必要です。また、2017年7月から、納税者番号が必要となっていますので、日本のマイナンバーカード(マイナンバー通知カード)を持っていきましょう。銀行によっても必要書類が異なったり、事前予約が必要であったりする場合がありますので、事前に確認してみてください。
クレジットカードやデビットカード等のカードで支払うことで、現金を両替する際の手数料が抑えられますし、大量の現金を持ち歩かなくてもよくなりますので防犯の面でもおすすめです。が、週末に開催されるマーケットや、バスやタクシー等の交通機関では、現金での支払いしか受け付けない場合もありますので、念のため少額の現金を持ち歩くと安心です。カードで利用するお金と現金で持っていくお金のバランスを渡航前にしっかりと考えて準備しましょう。
日本の携帯電話も使える!? ニュージーランドの携帯電話事情
携帯電話の契約はプリペイド式と月額契約の2通りの方法がありますが、ニュージーランドに限らず海外の場合はプリペイド式が日本よりも一般的です。プリペイド式ではSIMカードを購入して、初回のセットアップとお金のチャージが済めば使い始めることができます。難しい契約をする必要がないため、英語やニュージーランドでの生活に慣れていない渡航直後でも携帯電話の利用を開始できます。また、チャージした額しか使えないので無駄遣いの心配もありません。さらにチャージすることで使用量を増やすということも簡単ですので、特に滞在期間の決まっている留学生やワーキングホリデーでニュージーランドに留学する場合はプリペイド式がおすすめです。
携帯電話本体については、日本で使用している携帯電話・スマートフォンが、SIMロック解除が出来る機種なら、日本にいる間にキャリアショップやオンラインのマイページでSIMロックの解除を申請し、ニュージーランドに到着後SIMカードを購入することでスムーズに利用が開始できます。使用している機種によっては、SIMロック解除の条件やできない場合がありますので、お使いのモバイルキャリアに確認してみましょう。
また、ニュージーランドに着いてから、携帯電話の本体+プリペイド式のSIMカードを準備することもでき、その場合は空港や家電量販店、各通信業者の支店等で購入できます。電話とショートメール等最低限の機能が使える100ドル以下の格安携帯電話から、1,000ドル以上する高機能なスマートフォンまで手に入ります。
帰国時には、月額契約している場合は店頭または電話で利用停止の手続きをしましょう。プリペイドの場合には手続きは必要ありませんが、すでにチャージしている分についての現金への返金はできない場合が多いです。会社によって一定期間チャージ分を保管している場合があるので、その期間内にまた使用する可能性がある場合は大事に保管しておきましょう。
ニュージーランドの携帯電話キャリアは、「Vodafone」「Spark」「2degrees」の3社が有名です。各社が携帯電話のプランやサービスを提供しているので、自分の使用目的や頻度をよく考えて決めましょう。ホストファミリーや現地の友達に、どういう使い方をしたいかを伝えて、手伝ってもらうのもおすすめです。
農業に酪農、漁業も!ニュージーランドは「食材の宝庫」
ニュージーランドの食事と言えば、日本のスーパーでも見かけるようになったラム肉がよく知られているのではないでしょうか。聞いたことがあるかもしれませんが、ニュージーランドは人よりも羊の数が多い国!ニュージーランド現地でもラム肉はとても人気です。定番料理は、グリルしたラム肉にミントソースやグレービーソースを添えた「ローストラム」。また、骨付きのあばら肉である「ラムチョップ」もニュージーランドに訪れたらぜったい食べたい一品です。牧草を食べて育ったラム肉は臭みもなく食べやすいので、ぜひ挑戦してみてください。
また、羊にも代表されるように、ニュージーランドは酪農が盛んです。ヨーグルトやチーズはもちろん美味しいのですが、アイスクリームは格別。実は、ニュージーランドのアイスクリーム消費量はアメリカを抜いて堂々の世界1位です。その量はなんと一人当たり年間28.4リットル。日本人の平均が5~6リットルなので、約5倍弱も多く食べている計算です。その中でも、ニュージーランドで知らない人はいない、有名な「ホーキーポーキーアイスクリーム」は外せません!キャラメルアイスクリームに、キャラメルの粒が混ざったアイスは、国民の味と言っても過言ではないほど老若男女問わず皆に親しまれています。
さらに、海に囲まれた島国ニュージーランドでは、シーフードも充実しています。イギリスでおなじみのフィッシュ&チップスも、実はニュージーランドの至る所で食べられている定番料理。
ニュージーランドは昔イギリス領だったため、食べ物にもイギリスの影響を強く受けているのです。他にも伊勢海老の一種であるクレイフィッシュや、南島にある最南端の町ブラフ近海で獲れる牡蠣、ブラフ・オイスターも人気です。
ニュージーランドの治安
ニュージーランドは、北米に比べると治安が良いと言えます。ニュージーランドでは、日本のように銃の所持には免許が必要ですし、警察も通常拳銃を所持していません。普段目にするニュースの中でも、凶悪犯罪のニュースはまれで、何か事件が起こった際には大ニュースとして扱われます。その一方、置き引きや空き巣などの犯罪数は日本の約8倍と言われています。治安が悪いエリアや近づかない方が良い危険なエリアについては、ホストファミリーや先生など、地域の住民に教えてもらい、注意するようにしましょう。
また、日本で当たり前のようにやっていることも、海外では犯罪を誘発することがあります。
例えば、日本ではカフェやレストランに行った際、席を取るために、自分の荷物を置いてから注文に行くことがあると思います。ニュージーランドに限らず、海外では「どうぞご自由にお持ちください」と言っているようなものですので、絶対にやめましょう。ホームステイで生活を送る上では、戸締りにも十分注意しましょう。窓を閉め忘れて空き巣に入られてしまった場合には、自分の荷物だけでなく、ホストファミリーも被害にあってしまう可能性があります。ホストファミリーとどこかへ車で出かけた際や、観光地にバスで訪れた際にも、車内に貴重品を置いていかないようにしてください。
オークランドやクライスチャーチ等の大都市圏や観光地で注意するのはもちろんですが、治安の良い地域にある公共の施設でも、置き引き等の被害は発生しています。留学中の学校や研修施設においても、貴重品と自分の身は自分で守るという意識を忘れないでください。