2020年最新!アメリカ大学ランキングと大学の選び方


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2019.07.09

グローバルに活躍したいけれど、やりたいことが決まっていない。でも、アメリカの大学に進学したい! アメリカの大学に入学した先輩高校生達の多くも、進学を決めた当初は同じ気持ちでした。アメリカの大学進学の大学選びのポイントを留学カウンセラーが指南! 気になる2020年最新のアメリカ大学ランキングもご紹介します。

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目次

Summary

アメリカ大学進学の大学選びで気を付けたいポイント

  • 大切なのはアメリカの大学に進学したいという強い気持ち。専攻を決めるのは入学後でも間に合う

  • アメリカの大学選びにおいて何を重視するのかを、まず考えてみる!

  • 現実的な大学選びのポイントは、予算と留学生へのサポートの充実度

  • どこで学んだかではなく、何を学んだかが社会的評価になる

  • 気になる2020年最新のアメリカ大学ランキングをチェック!

今回のナビゲーター

アメリカの大学入学を夢見るあまり、高校卒業後にファストフード店でのオーダーもままならない英語力で渡米。TOEFLスコアはアメリカのコミュニティカレッジ入学の最低ライン…。それでもくじけることなく、周りの現地学生や留学生との温かい交流を通して約2年で無事卒業! アメリカでの教育実習等を経て4年制大学に編入し、これまた留年することなく卒業。現在は、未来のある子どもたちの英語教育に携わるという夢を実現し、高校留学や海外の大学進学のカウンセリングに従事。JAOS認定留学カウンセラー。

アメリカの大学で何を学びたいのか? 明確な目標は後付けでもOK!?

アメリカの大学進学の検討段階、留学エージェントに資料請求やカウンセリングの予約をした時点でも「●●大学で××について学びたい」といった明確な目標を持っている高校生は、実は結構少ないのが現状です。実際にアメリカの大学に進学した高校生でも同様です。

 

やりたいことが決まっていない。グローバルに活躍したいという気持ちはあるけれど、何を勉強したら良いのかわからないという状況です。でも心配することはありません。なぜならアメリカの大学の場合、出願や入学時は専攻を決めていなくても大丈夫なのです。入学後に様々な分野の授業を受けながら、専攻を決めることができます。

 

専攻は3年次で決めればOK。1年次が終わる頃までに目標が定まっていれば良いのです。

 

また、アメリカの大学の場合、専攻をひとつに絞る必要もありません。筆者の友人は経済と化学を専攻していました。専門性を極めるのは大学院になります。

アメリカ大学進学の大学選びのポイント8つ

アメリカ大学進学の大学選びのポイント8つ

海外大学進学のカウンセリングを行う際に、必ずお聞きしていることがあります。それは、海外の大学選びの際に高校生の皆さんが重視する優先順位です。具体的には、大学の規模、大学の所在地、いろんな分野を学べるリベラルアーツ型の教育を行う大学・学部、課外活動、奨学金、大学ランキングの順位、学びたい分野(専攻)における評価、治安の良さ等の環境面についてです。

 

海外大学進学のカウンセリングではお話を伺うことに徹し、優先順位を決めた理由について詳しく教えてもらうようにしています。カウンセリングを通して高校生の皆さんが自分自身を振り返ることができ、カウンセリングの最中に優先順位が入れ替わることも結構あります。志望の大学が変わったり、留学先として考えていた国が変わることだってあります。でもそれは悪いことではありません。

アメリカの大学選びでカウンセラーが重視する点は2つ

高校生の皆さん、一人ひとりの優先順位を考慮しつつも、カウンセラー目線で重視すべきポイントは少し違うところにあることをお伝えしています。それはずばり、費用と留学生へのサポートの充実度です。

 

まず、費用面はとても重要です。アメリカには3,000~4,000の大学があり、アメリカの大学の年間の学費は安い大学で日本円に換算して200万円代、高い大学では600万円代と幅があります。海外大学進学の予算を予めイメージしておくことで、とても現実的な大学選びの選択肢を絞ることができます。

 

また、日本とは異なり、大学ランキングの順位はアメリカの大学進学の大学選びにおいては、必ずしも最優先すべきポイントではありません。大学院の場合は、前述のように専門性を極めることを目的としていますから、研究の実績が反映されているランキングが重要なことは否めません。でも大学進学、特に留学生の大学進学であれば、大学が有名かとか、大学のランキングが高いかよりももっと重要なことがあります。それは、先生によるサポート、留学生のための英語教育、寮が充実しているか等です。留学生が4年間、アメリカで大学生活を送るという観点からも軽視できないポイントになります。

広い視野で検討することがアメリカの大学選びのカギ

でも何よりも大切なのは、志望する大学の入学条件が志願者本人の学力に合っているかどうかです。視野を少し広げてみると、志望する大学と同じように、留学生にとって良い学生生活を送れる大学の候補はたくさんあります。また、アメリカは編入制度が整っていますから、1・2年次で修めた成績によっては、他の大学へ編入することも難しくはありません。アメリカの大学選びは、様々な角度から検討することが大切です。
 
よく言われることですが、アメリカではどの大学に入学したかよりも、どんな成績で卒業したかの方が重視されます。大学での成績は社会に出る時、つまり就職の際に非常に重要になります。これは自分が与えられた環境、頑張ると決めた環境で、卒業までその意志を貫徹したことに対する客観的な評価に他ならないからです。大学ランキングで順位が高い大学を低い成績で卒業するよりも、そうではない大学を高い成績で卒業する方が、社会的評価は高いのです。

【2020年最新】アメリカ大学ランキング

ランキングがすべてではありませんが、やはり気になるのも事実。そこでアメリカの大学のランキングについて少しご紹介します。

 

大学のランキングは様々な機関が様々な指標で順位付けを行っています。国際的な総合大学ランキングで代表的なのは「THE(Times Higher Education)世界大学ランキング」、「QS(Quacquarelli Symonds)世界大学ランキング」、「上海交通大学世界の大学学術ランキング」です。アメリカの大学ランキングに特化するなら、アメリカの大手デジタルメディア会社であるUS News & World Reportが毎年発表している「Best Colleges」や、世界的な経済誌『Forbes』が毎年夏に発表する「America‘s Top Colleges」等が有名です。

「2020 Best National University Rankings」

US News & World Reportによる「Best Colleges」の大学ランキングから、National Universitiesのカテゴリー上位10校の2020年最新アメリカ大学ランキングをご紹介します。

US Rank 2020 University
1 Princeton University
2 Harvard University
=3 Columbia University
=3 Massachusetts Institute of Technology (MIT)
=3 Yale University
=6 Stanford University
=6 University of Chicago
=6 University of Pennsylvania
9 Northwestern University
=10 Duke University
=10 Johns Hopkins University
左右にスワイプすることで、表が見られます

アメリカの大学ランキングとしては他に、SATやACT、大学院入学のための全米最大級の試験対策を実施しているThe Princeton Reviewの「The Best 385 Colleges」があります。大学のランク付けはしていませんが、アメリカのトップ385校が紹介されています。

 

繰り返しになりますが、大学はランキングがすべてではありません。アメリカの大学進学に興味があるならぜひカウンセリングを活用して、あなた自身の大学選びの優先順位を見極めてみてください。自分に何が必要か、自分が本当に求めているものが何なのかが、きっと見えてくるはずです。そこからアメリカ国内で4,500以上もある大学の中から、あなたにベストマッチの大学を絞り込んでいきましょう。

海外大学進学や大学留学のハードルは実は高くない!?

海外大学進学や大学留学に大切なのは海外の大学で学び、成長したいという気持ち! 海外大学進学や大学留学のメリット、海外の大学に入学するための英語力や費用、日本人留学生におすすめの海外大学進学の方法等を留学カウンセラーがご紹介します。

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