<留学や英語に興味がある高校生必読> 英語圏学期留学のすすめ


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2018.08.22

高校生や中高一貫校の中学3年生が行ける学期留学、またはターム留学についてご存じですか? 高校留学や海外の大学進学を目指す方はもちろん、日本の大学を受験するという方にもぜひ活用してほしい、耳寄りな!? 留学制度です。今回は意外と知られていない高校生の学期留学について、高校留学のカウンセラーがご紹介します。

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目次

Summary

  • 高校生の学期留学は1学期間(約10週間)から留学期間を選択できる

  • 様々なメリットがある学期留学。特に大学受験に効果大!

  • 高校1年生と中高一貫校の中学3年生は日本の3学期に留学するのがオススメ!

  • 学期留学に行く前に学校への確認と情報収集を

今回のナビゲーター

アメリカの大学入学を夢見るあまり、高校卒業後にファストフード店でのオーダーもままならない英語力で渡米。TOEFLスコアはアメリカのコミュニティカレッジ入学の最低ライン…。それでもくじけることなく、周りの現地学生や留学生との温かい交流を通して約2年で無事卒業! アメリカでの教育実習等を経て4年制大学に編入し、これまた留年することなく卒業。現在は、未来のある子どもたちの英語教育に携わるという夢を実現し、高校留学や海外の大学進学のカウンセリングに従事。

高校生の学期留学とは

学期留学は、高校生の正規留学である交換留学と私費留学のうちの私費留学のひとつ。1学年間や卒業までといった留学期間、滞在方法などが選べる私費留学の中で、高校の1学期間を利用して主に南半球に留学するのが学期留学です。中高一貫校の場合は中学3年生も留学可能! 3学期制の1学期を意味する英語の“term”から、ターム留学という名称で呼ばれることもあります。学期留学中は、日本の高校によっては公休扱いになる場合もありますので、在籍校に事前に確認をしてみてください。
 
1学期間(約10週間)から留学期間を選択し、留学先の学期の開始時期に合わせて、自分に合った出発時期やエリアを選択することができるのが、高校生学期留学の特長です。学期留学の主な留学先は、オーストラリアの州立高校やニュージーランドの私立・公立高校です。
 
アメリカの私立高校、カナダの私立・公立高校、オーストラリアの私立高校等でも、一部の学校や学校区では留学が可能です。ただし、アメリカやカナダは大半がセメスター制(前期・後期)なので、学期の途中までとなります。

高校生学期留学のメリット

高校生の学期留学には様々なメリットがあります。最大のメリットは大学受験に効果的ということではないでしょうか。1学年間(約10ヵ月間)の交換留学に比べて学期留学は1学期(約10週間)と期間が短いため、日本の高校の勉強や部活への影響が少ないことがあげられます。学期留学に参加する時期にもよりますが、帰国後に受験勉強に取り組んでも十分間に合うでしょう。また、留学先の高校やホームステイを通して短期間といえども英語漬けの生活を送ることで、英語力の伸長が望めることは言うまでもありません。
 
また、現地の高校の部活に入ることも可能なので、現地の高校生達と同じ高校生活が送れる点も、学期留学のメリットといえるでしょう。現地の高校が成績証明書を出してくれるケースもありますので、AO入試で学期留学で得た学びをアピールし、大学合格を目指すことも可能です。

高校生にオススメの学期留学の参加時期

ところで、高校生や中高一貫校の中学3年生にオススメの学期留学の留学時期はあるのでしょうか? 留学カウンセラーとしてオススメしているのは日本の3学期を利用した、南半球での学期留学です。日本の3学期は、南半球の学校の1学期にあたるため、転校生ではなく皆と同じ新入生として学校に溶け込みやすい点があげられます。加えて、例えば南半球のオーストラリアでは、日本の3学期は夏にあたります。キャンプなどの学校行事が学期中に開催されるので、英語の授業や部活以外にも学校生活を楽しめる点もポイントです。日本の3学期、留学先の1学期に行く学期留学は、特に高校1年生や中高一貫校の中学3年生にオススメです。
 
高校1年生と2年生は、日本の高校の夏休み(7月中旬)から2学期の初め(9月下旬)を利用して学期留学に行くことも可能です。ただしこの時期は留学先の3学期にあたるため、学年の途中から授業に参加することになります。
 
参加時期に応じて、このような違いはありますが、前述のとおりメリットが多いのが学期留学です。学校や進路、先生に相談するなどして、学期留学に行くベストな時期を検討してみてください。

学期留学に行くためのステップ

学期留学に行くためのステップ

では、学期留学に行くには、どんなことをしたら良いのでしょうか?学期留学の制度を既に導入している学校もあります。日本の高校によっては公休扱いになる場合もありますので、まずは在籍する高校の先生に学期留学について相談してみてください。高校留学を取り扱っている留学団体や留学エージェントに資料請求をして、学期留学についての情報収集をしましょう。この時点で、一つに絞る必要はありません。留学団体や留学エージェントが実施している無料の説明会に参加したり、無料のカウンセリングも活用してみてください。学期留学に関する疑問や不安を解消して、納得のいく学期留学を選択しましょう。
 
1学期間(約10週間)という短期間ながら、英語力の伸長や異文化体験はもちろん、日本での高校生活ではできない経験ができる高校生の学期留学。留学や英語に興味がある高校生の皆さん、ぜひ学期留学で将来の夢に近づく第一歩を踏み出してみませんか!

いつから準備する? 高校留学までのスケジュール

交換留学や私費留学といった高校留学。高校留学の準備はいつ頃から始めたら良いのでしょうか? 高校留学までのスケジュールや高校留学に行くベストなタイミングについて、留学カウンセラーが伝授します。

高校生の今だからできる留学がある

異文化体験を目的とした添乗員同行の短期グループツアー、ホームステイをしながら現地校へ数週間通うターム留学、そして交換留学や私費留学。目的や期間、時期によって選べる、高校生だから参加できる留学プログラムを一挙ご紹介!

アイエスエイの留学・ホームステイについて

1970年の設立以来、アイエスエイのプログラムでホームステイや留学に参加された方は延べ80万人以上。50年間にわたる経験とノウハウを活かし、保護者の皆様にご安心いただけるよう、大切なお子様をお預かりする立場として安全対策に全力で取り組んでおります。グループツアーの場合、日本出国から帰国までの全行程、1グループにつき、2名以上の添乗員が同行します。プログラム中は、現地コーディネーターもサポートします。また、日本国内では、アイエスエイスタッフがお電話とメールにより、皆様からのお問い合わせに対応させていただきます。


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