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海外大学進学
2020.02.12
キャビンアテンダント、ホテルマン、外交官、商社マン、国連職員など、語学堪能な人が世界で活躍する姿がマスコミに取り上げられることが増えてきていますね。「将来、英語を使って外国とつながりのある仕事をしてみたい!」と思っている中高校生の皆さん、その夢を実現させるため海外大学進学について大人に相談したら、「海外大学進学は逃げだ」と言われたことはありませんか?
または、日本の大学受験に失敗したことをきっかけに、これまで自分の心の中にしまっていた海外への興味が再熱し、海外大学進学について相談したら、同じように「それって逃げじゃないの?」と言われて悩んだりしていませんか?
果たして、海外大学進学は本当に「逃げ」なのでしょうか?
この記事は約5分で読めます。
目次
Summary
海外大学進学は逃げなのか!?
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入試がない海外大学進学は、決して「逃げ」ではない
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「入試が無い」=海外大学進学は簡単という訳でもない
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ただ課外活動に参加するだけではダメ!
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海外大学進学後はハードな勉強が待っている!
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「逃げ」ではなく、挑戦しがいのある海外大学進学を
今回のナビゲーター
アメリカの大学入学を夢見るあまり、高校卒業後にファストフード店でのオーダーもままならない英語力で渡米。TOEFLスコアはアメリカのコミュニティカレッジ入学の最低ライン…。それでもくじけることなく、周りの現地学生や留学生との温かい交流を通して約2年で無事卒業! アメリカでの教育実習等を経て4年制大学に編入し、これまた留年することなく卒業。現在は、未来のある子どもたちの英語教育に携わるという夢を実現し、高校留学や海外の大学進学のカウンセリングに従事。JAOS認定留学カウンセラー。
海外大学進学は、なぜ「逃げ」という発想になるのか?
海外では、大学進学は各大学・学部が実施する入学試験の結果ではなく、書類審査で合否が決まるのが一般的です。一方、日本では、毎日毎日猛勉強をして、希望する入学試験を突破することが求められます。そんな社会で生きていると、「入試不要」と聞いただけで、簡単に入学できる道を選ぶなんて、海外大学進学は「逃げ」だという発想になるのは当然なのかもしれません。
「入試が無い」海外大学進学は本当に簡単?
日本では、入学試験で獲得した得点順に合否が決まるのが一般的です。つまり学力重視です。一方で海外大学の多くは、「学力が高い学生=良い学生」という見方はしません。高校3年間の成績や課外活動で修めた成果などを通して、継続して努力できるタフな精神力があるか、コミュニケーション能力やリーダーシップがあるか、社会をより良いものにしようという意欲があり実際に行動を起こしてきたか、など様々な観点から合否を判断します。
日本と海外では、入学させたいと思う生徒の人物像が異なるだけで、入試が無いからといって単純に簡単というわけではないのです。
むしろ海外大学進学の準備は大変…
海外の難関大学に合格するためには、やみくもに課外活動に参加するだけではだめです。継続的な活動を通して、入賞した、社会や地域にインパクトを与えた、自らのリーダーシップによってより良い成果を残した、といったプラスαの要素が必要です。
このような経験を積む過程でほとんどの人が大きな壁にぶつかり、その壁を乗り越えることは、日本の難関大学の入試を突破するための受験勉強とは異なる、ツライことも多々あります。でもそのような経験を通して出会う人々との交流は自分の世界を広げ、人間的にも大きく成長します。
海外大学はハードだからこそ、実力が身につく
日本では、「アルバイトやサークル活動に明け暮れていてほとんど勉強していない」という大学生も多いかもしれません。一方で海外大学では、毎回の授業でのパフォーマンスが問われます。常に行われるディスカッションで積極的に発言しなければ評価が下がります。そのため授業前の予習は欠かせません。また、論文提出の機会も多くあります。クリティカルにかつロジカルに考え抜かれた論文でなければ、容赦なく赤点になります。
海外大学での勉強は間違いなくハードです。学期ごとの成績があまりにも悪い場合は、学生ビザが取り消されることもあります。だからこそ、海外大学にはより多くの学びがあるでしょう。
海外大学進学をあきらめるのも「逃げ」!
海外大学進学を簡単にあきらめるのも、また「逃げ」なのではないでしょうか。成績が思わしくなかった、高校時代は勉強ばっかりで課外活動はやっていなかった、英語力が全然無い… これらを理由にあきらめる必要はありません。海外大学への進学ルートは無数にあります。皆さんそれぞれに合った進学方法は必ず見つかるでしょう。
一般的に、海外の大学への出願は高校3年生の10月~12月頃から始まります。そのため早くから出願準備をするに越したことはありません。一方で1年を通して出願を受付けている大学や、1年間に入学時期を数回設けている大学も多いです。また、集中的に英語を勉強してから入学したりする方法もあります。
どんな時期に海外大学進学を決心しても、挑戦は可能です。「逃げ」ではなく、挑戦しがいのある海外大学進学。皆さんの将来の夢を叶えるためにも、諦めずに自分らしい進学方法を見つけましょう。
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