高校留学で失敗しないための5つのコツ!


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2018.12.27

高校留学で成功する人には、実は共通する特徴があります。数ヵ月間から約1学年間の高校留学には楽しいことばかりではなく、辛いことや苦しいこともあって当然。これまで数多くの高校生を送り出してきた留学カウンセラーが、高校留学で失敗しないためのコツについてご紹介します。

この記事は約6分で読めます。

目次

Summary

高校留学で成功する人に共通する特徴5つ

  • 特にホストファミリーに対する思いやりと協調性がある

  • 誰かが何かしてくれたら、素直に感謝の気持ちを伝えられる

  • 高校留学を取り巻く様々なルールが守れる

  • 英語や勉強以外で得意分野がある

  • 日本にいる時以上に自分をアピールする

  • 保護者は子どもが自分で問題を解決できるようなリードを

今回のナビゲーター

留学の醍醐味を伝えるエバンジェリストを目指す熱血☆留学カウンセラー。これまで世界に送り出した中学生・高校生は数知れず。

周囲に対して思いやりと協調性がある

高校留学で成功する人に共通する特徴のひとつに、思いやりと協調性があります。周りの人を思いやる気持ち、特にホストファミリーに対する思いやりは、高校留学では欠かせません。相手の状況を配慮することや良い雰囲気や関係性を保とうとする姿勢に他ならないからです。思いやりがないと、一人よがりになって、物事をマイナスに捉えてしまいがちに…。トラブルの原因になったりもします。
 
また、相手のことを慮ったり、相手のために行動したりすることで、人との関わり、つまりは協調性も育みます。思いやりがある人や協調性がある人が困っている時には、自然と周りの人達が助けてくれたりするものです。高校留学を成功に導く雰囲気を持っているのかもしれません。

感謝の心を持ち、それを言葉で表現できる

ホストファミリーが夕食を作ってくれた。洗濯をしてくれた。自分のために誰かが何かしてくれたら、それはすべてその人の好意によるものです。当たり前だとは思わないようにしましょう。高校留学中の日常生活の些細なことにでも、感謝する姿勢が大切です。そして感謝の気持ちを恥ずかしがらずに伝えること。感謝の心があっても、それをきちんと言葉にしないと意味がありません。
 
特に英語圏の国々は、様々なバックグランドの人が暮らす多文化社会のため、日本のように黙っていても親や友達がわかってくれる、察してくれることはほぼないと考えましょう。言葉で伝えないと伝わらないのです。素直な感謝の気持ちを伝えられて嫌な気持ちになる人はいませんし、高校留学中に“Thank you!”を言い過ぎて困ることもありません。

ルールを守れる

ルールを守れる!

スポーツにも、将棋やゲームにもルールがありますよね。日本で高校生活を送っていても、家の門限や校則など、様々なルールに従って生活しているはずです。高校留学でもホームステイ先のホストファミリーの家のルール、派遣団体や現地の受入れ団体のルール、そして学校のルールをきちんと守れることも、高校留学で成功する人の特徴です。欧米の高校の中には、遅刻や欠席に対してとても厳しい学校もあります。自分で起きて通学する、宿題の提出期限を守るといった自立と、高校留学の目的を遂行していく自律にもつながる部分です。
 
ホームステイ先のSNSや携帯電話の使い方のルールを守り、誘惑に負けないことも大切です。

何か得意分野がある

得意分野があることも、高校留学で成功する人の特徴のひとつです。ダンスやピアノ、スポーツはもちろん、絵が上手、漫画やアニメに詳しいなどでも良いでしょう。英語や勉強以外でアピールポイントがあると、周囲から一目おかれ、共通の趣味や特技を通して交友関係が広がるというメリットもあります。得意分野を生かして、学校のアクティビティやイベント、地域のボランティア活動などに参加することで、高校留学をより有意義なものにできます。

相手に自分のことを伝えようとする努力をやめない

積極的で明るい性格の人は高校留学で成功しやすい傾向にあります。でも楽しい高校留学を送った高校生の中には、人見知りだって、内気な性格の人だってたくさんいます。皆、英語でコミュニケーションをとることを頑張った結果、高校留学を成功に導いたと言えます。前述のとおり、高校留学先の国々は多文化社会です。バックグランドが異なる人が集まった社会では、理解し合うにはきちんと言葉にしてコミュニケーションをとることがとても重要です。空気を読んだり、気にかけてくれたりはしないので、自分から伝えること、日本にいる時以上に自己アピールが必要です。
 
また、挨拶はもちろん、わからないことをわからないままにしない、疑問に思ったことは臆せずに聞いてみるなど、積極的に会話することを心掛けましょう。“Why ~?” “(This is) because, ~.” という会話からもわかるように、英語でのコミュニケーションにおいて、理由や原因を述べることはとても重要です。食べ物でも教科でも何でも構いません。「好き」でも「嫌い」でも、なぜそう思うのかの部分を添えてあげると、相手は納得し、同時にあなたらしさも伝わりやすくなります。

親が子どもの高校留学の成功にブレーキをかけてしまうケースも…

最近ではインターネットやSNSの普及により、ひと昔前にはなかった留学中のトラブルも多く見受けられるようになりました。留学中の生活を気軽に伝えられる/知ることができて便利な反面、子どもが一人で悩んでいたり、苦労していると知ったら、つい手を差し伸べたくなってしまうのが親心だと思います。ただ、日本とのコミュニケーションに依存してしまったり、会話の内容が愚痴になってしまったりすると、高校留学には良くありません。お子様の高校留学での日常のトラブルを、現地の状況を知らずに、お子様からの一方的な情報のみで日本から親御さんが解決できるケースはまずありません。
 
お子様が留学先で直面している問題の発端が英語力の問題だったり、誤解やミスコミュニケーションの問題だったり、あるいはコミュニケーション不足であることも多いからです。可愛い我が子がもし困っていたとしても、そこは海外、高校留学中であると心を鬼にして、悩みや弱音は聞くし、心は寄り添っていながらも、留学先での解決方法は現地の大人に相談するように促してあげてください。ホストファミリーや現地のコーディネータに相談し、決して一人で悩まないようにと。
 
高校留学に対する親御さんの理解と協力が、実は何より高校留学を成功に導くカギとなり得るのです。お子様が自分で問題が解決できるようにぜひリードしてあげてください。

いつから準備する? 高校留学までのスケジュール

交換留学や私費留学といった高校留学。高校留学の準備はいつ頃から始めたら良いのでしょうか? 高校留学までのスケジュールや高校留学に行くベストなタイミングについて、留学カウンセラーが伝授します。

高校生の今だからできる留学がある

異文化体験を目的とした添乗員同行の短期グループツアー、ホームステイをしながら現地校へ数週間通うターム留学、そして交換留学や私費留学。目的や期間、時期によって選べる、高校生だから参加できる留学プログラムを一挙ご紹介!

アイエスエイの留学・ホームステイについて

1970年の設立以来、アイエスエイのプログラムでホームステイや留学に参加された方は延べ80万人以上。50年間にわたる経験とノウハウを活かし、保護者の皆様にご安心いただけるよう、大切なお子様をお預かりする立場として安全対策に全力で取り組んでおります。グループツアーの場合、日本出国から帰国までの全行程、1グループにつき、2名以上の添乗員が同行します。プログラム中は、現地コーディネーターもサポートします。また、日本国内では、アイエスエイスタッフがお電話とメールにより、皆様からのお問い合わせに対応させていただきます。


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