殻を破って、見えた景色


プログラム名

短期留学(Break the Shellプログラム)

行き先

シンガポール

名前

Nさん

参加時期

中学2年生

期間

2024年12月22日~12月30日(9日間)

きっかけは、学校で配布された一枚のプリント

このプログラムに参加きっかけは、学校で配布された一枚のプリントだった。いつもだったら内容にさっと目を通して、そのまま捨ててしまうところだったが、そこで興味を持った自分を褒めてやりたいと思う。 

 

最初は参加しようかどうかすごく迷っていた。自分の英語力でやっていけるのか、家族どころか知人が全くいない中でやっていけるのかなど、不安なことが多かったし、急に海外に 短期留学行くといってもなんだか実感がわかなかったためである。

 

しかし、来年は受験が控えているし、高校生になったらそういった時間も取れなくなってしまうかもしれない、行くなら今しかない。そう思い、プログラムに参加することを決めた。ただ、参加すると決めてからも、楽しみではありつつ、不安は少なからず残っていた。

しかし、今回の経験を通して、様々なものを得て、学ぶことができた。だから今は、本当に参加してよかったと感じている。

気づけてよかったと強く思う2つのこと

先述したように本当にいろいろなものを得たが、その中でも二つ、私の中で特に気づけてよかったと強く思うことがある。まず一つ目は、自分は英語が好きであるということを再確認できたことである。なぜそう思ったかといえば、英語で話すことを全く苦だと感じなかったし、日々、英語で自分の気持ちを表現できる幅が広がることが、心の底からうれしかったためである。最初は、文法に気をつけなければ、発音を意識しなければなどと、いろいろ考えすぎて、英語を話すことが億劫になってしまっていた。しかし、途中でそういったことより、伝えようとする意志が大切だということに気づき、それからはすごく楽しく英語で会話ができた。そのためもあって、留学をしたいと思う気持ちも以前より強くなったし、英語以外の言語も将来学びたいと思うようになった。

 

もう一つは、人とのご縁は大切だということである。いろんな考えを持った、全く異なる環境で生きてきた人たちに出会った。そして、その人たちからいろいろな刺激を受けた。今回このプログラムに参加して、様々な経験をし、たくさんのものを得ることができたのも、人とのご縁があってこそのことだったなと改めて感じる。ご縁はこれからも大切にしていきたい。

悔しかったこと

そして、悔しかったことは、自分の英語力が足りなかったことだと認めざるを得ない。短期留学に行くことが決まってから、当日までにできることには、もちろん限りがある。ただ、スピーキング力や、リスニング力を短期間で向上させることが難しいにしろ、もう少し知っている単語が多ければ、講義の内容もより多く理解することができたし、チームリーダーをはじめとしたNUSの人たちとも、もっと楽しくお話したり、翻訳に頼らず、自分の言葉で意見を伝えたりすることができた かもしれないと思うと、やはり、悔しいし、せっかくの機会を生かしきれなかったと感じる。終わってしまってから悔やんでも、後の祭りだと思われるかもしれない。しかし、この悔しさを胸に、自分の英語力を高めていくことができれば、今後役に立つ機会が必ずあるはずなので、これからは 努力を怠らず、さらに英語力を磨いていきたいと思う。

今回得た感動や、喜びを忘れずに、これからも英語と関わっていきたい。

最後に、私がこのプログラムを経て、特に印象に残っていることをいくつか挙げたいと思う。 まず、私の中で最もおいしかったシンガポール料理は、チャイナタウンで食べた、チキンライスだ った。シンガポールへ行ったら、一度は食べておいて損はないと思う。

そして、NUSでの最後の発表はもちろんのこと、楽しく受講できるよう、いろいろなゲームをしてくれて、その結果、罰ゲームで歌ったり踊ったりしたのもとても印象的な思い出である。

今回得た感動や、喜びを忘れずに、これからも英語と関わっていきたい。

(写真は参加者提供)


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