日本では体験できないこと


プログラム名

短期留学

行き先

カナダ:バンクーバー

参加時期

中学2年生

期間

2023年3~4月(10日間)

驚いたのは、日本との違いの多さ

驚いたのは、日本との違いの多さ。

1

私のホストファミリーの家は平屋だった。あたりの家はほとんど平屋。そこから、土地の広大さが分かる。

2

入浴はシャワーが普通。しかも毎日入らない。

3

家の照明器具が少ない。リビングには小さい間接照明があるだけ。しかも、19時くらいにならないとつけない。

4

飲み物は基本、水道水。

5

3月でも日が長い。19時くらいまでは太陽の光が感じられる。

6

お店で店員さんに“How are you today?”と聞かれる。日本ではなかなかない。

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食事はファーストフードが多い。夕食でもピザやハンバーガーを食べることが新鮮だった。朝ごはんにソーセージが出た時があったのだが、日本の1.5倍くらいの大きさで食べ応えがあった。パンケーキに大量のメープルシロップをかけて食べることが朝ごはんの中で一番楽しかった。

などなど日本では体験できないことを味わえた。

 

5ピンボーリングが印象的だった。カナダではメジャーなボウリングらしい。1番の違いは「ピンが5ピンだけ」というところ。また、ボールの大きさは、手と同じくらいの大きさで、想像よりはるかに重かった。ボールが小さいため、持つ穴はない。1回に日本では2回投げることが出来るが、このボウリングでは3回投げることができる。コントロールは非常に難しく、ピンを倒せないが、スペアをとれた時、舞い上がるような気持ちに陥った。今でも忘れられない。バディは慣れているのかストライクを連発しており、驚いた。

 

カナダドルの計算は思っていたよりも難しい。四捨五入すると思いきや5セントになる1セントの位の計算が、大変だった。だが、硬貨の名前や値段については早く覚えることができた。バディと一緒に英語の授業を受けるときに衝撃的なことがあった。それは、「スナックタイム」だ。授業は9時から始まり、10時30分に休憩兼スナックタイムが始まった。教室の外に出て、学校の自動販売機で飲み物やお菓子を買ったり、友達やバディで仲良く話したり、本当の自由時間があった。それは、夢のような時間だった。「学校にお菓子やジュースを持って行っていい」それに憧れた。授業中にわからない単語があったとき、バディが類義語やスペルを気さくに教えてくれたことがありがたかった。また、お互い「同じ日本のキャラクターが好き」という共通点もあったため、会話が弾み、毎日が楽しかった。

行かないと感じられないことや学べないこと

週末にお寿司を食べた。サーモン巻きとツナときゅうりが巻いてあるもの。ツナときゅうりが巻いてあるものは、白米の内側に海苔が巻かれており、外側は白米で巻かれている。割り箸やガリ、しょうゆ、ワサビまで付いていた。形は違ったが、日本の巻き寿司と同じくらいのクオリティだった。バンクーバーの町に出ると日本とは全く違う何とも言えないきれいな街並みだった。ガラスを基本としたビルが多く、道路標識はほとんどなく、あっても、遠くから見えないぐらい小さい。だが、小さいからこそいいこともあった。例えば、写真を撮るとき、不要物が少なく写真映えがするなど。

 

カナダでは、基本的にダウンが必要なぐらい寒かったが、晴れの日など、太陽の光に当たるとサングラスが欲しくなるくらい「暑くて寒い」そういう気候だった。気温が「10度に達しない」と日本で服の準備をするときに調べて分かったが、日本の太平洋側の冬の気温と比べると、上記の理由により、日本の方が同じ気温でも寒く感じた。現地では、半袖やタンクトップを着ている人までいた。日本人にとっては寒いが、カナダの人に取っては暑いという同じ気候でも正反対の感じ方に驚いた。

 

ホストファミリーと生活する中で、自分の言いたいことがうまく伝わらなかったときに、違う言葉で言い換えたり、身振りも交えて伝えたり、相手に最終的に理解してもらった時の喜びは忘れないと思う。また、食事や一緒に見た映画の感想、受け入れてくれたことへの感謝の気持ちなどをきちんと自分の言葉で伝えることができた。カナダへのホームステイの旅は、日本では体験することのできない自然、ゲーム、生活の仕方の違い、街並み、授業など、日本と全然違うが、違った中でもいいところがあり、大変勉強になった旅だった。出発するとき、友達0人だったが、自分から話してみたり共通の趣味で盛り上がったりと、別れの時は寂しくなる仲にまでなった。中学2年生で参加したら、思いのほか高校生が多かったが、友達もたくさんできた。カナダに行かないと感じられないことや学べないことが多くあり、大変実のある旅だった。もっとバディやホストファミリーと盛り上がる会話ができるような英語を身に着けて、またいつか参加したい。全体的に満足のいくすばらしい体験だった。有難う御座いました。

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