ホームステイでホストファミリーとよくあるトラブルと解決策

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ホームステイ,トラブル,ホストファミリー,解決策
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短期留学であれ長期の高校留学であれ、ホームステイ中のホストファミリーとのトラブルは避けたいもの。皆さんが安心して留学生活を送れるよう、ホームステイでよくあるトラブルの事例を元にその解決法についてご紹介します。
 

 
<Summary>
ホームステイでホストファミリーとよくあるトラブルと解決策をご紹介。
・でもその前に… 留学生はスペシャルゲストではない
・ホストファミリーがどこにも連れて行ってくれない場合はどうする?
・ホームステイ先の食事に不満がある時の対処法
・適度なお手伝いはホストファミリーとの関係性や英語力向上に◎!
・ホームステイでの問題解決はホストファミリーと直接話すこと
 
★☆今回のナビゲーター☆★
アメリカの大学入学を夢見るあまり、高校卒業後にファストフード店でのオーダーもままならない英語力で渡米。TOEFLスコアはアメリカのコミュニティカレッジ入学の最低ライン…。それでもくじけることなく、周りの現地学生や留学生との温かい交流を通して約2年で無事卒業! アメリカでの教育実習等を経て4年制大学に編入し、これまた留年することなく卒業。現在は、未来のある子どもたちの英語教育に携わるという夢を実現し、高校留学や海外の大学進学のカウンセリングに従事。
 

ホームステイでのトラブル、でもその前に… あなたはスペシャルゲストではない

 
ホストファミリーと出会った時は、握手したり、ハグしたりと、オーバーリアクションと感じるくらいに歓迎してくれたのに。いざ、ホームステイがスタートしたら、こんなハズじゃなかったと思うことばかり!? びっくりしてはいけません。
 
欧米のホストファミリーにとって、留学生を受け入れることは日常生活の一環です。留学生のために畳やふすまをわざわざ張り替えたりはしません(そもそも、欧米に畳やふすまはありませんが!)。ホームステイは、スター付きのホテル滞在でもありません。だから、小汚いと感じる部屋だってあります。
 
ホストファミリーにとって留学生はスペシャルゲストではないのです。日本人に比べて外国人は感情表現が豊かなこともあり、あなたと対面して家族の一員として歓迎していたのであって、スペシャルゲストとして迎え入れたわけではありません。翌日からは普通の生活が始まります。お客さんのつもりでいたら大間違いです。
 

よくあるトラブル1:ホストファミリーがどこにも連れて行ってくれない

 
「ホームステイ先のホストファミリーが共働きのため、会話する時間がない。忙しそうなので、お願いしてもきっと断られる。友達のホストファミリーは毎週どこかへ連れて行ってもらっていて楽しそう…」。短期留学でも長期の高校留学でも、ホームステイでよくあるトラブルの一つとして、ホストファミリーがどこにも連れて行ってくれないという声をよく耳にします。
 
旅行や遊びに連れて行ってくれるのはホストファミリーの好意です。当たり前のこととは思わないことが大切です。そのうえで、ホストファミリーに直接「●●に連れて行ってほしい」とお願いしてみましょう。無理かどうかを判断するのはあなたではなく、ホストファミリーです。ホストファミリーがあなたの希望する場所に連れて行ってあげることは時間的に無理でも、代替案を提示してくれるかもしれません。もしかしたら親せきや友人、知人のホストファミリーにお願いして、アレンジしてくれる可能性だってあります。まずは言葉に出してみましょう。自分から発信しないと、何も伝わらないのです。
 
もちろん、どうしても無理な時はあきらめも肝心です。ホストファミリーは現地の一般的な家庭の人達です。ホストファミリーの中には裕福な家庭もあれば、経済的、時間的に余裕のない家庭もあります。それぞれ、できる範囲であなたの面倒をみてくれているのです。日本のご両親だって、あなたの望みをすべて叶えてくれるわけではないはずです。車がないとどこにも行けないから不便だと嘆くのではなく、それがその国の暮らしなのだと受け入れること、異文化体験です。受け入れてくれているホストファミリーの環境や立場をよく理解して、その中でホームステイの楽しみを見つけて生活してほしいと思います。
 

よくあるトラブル2:ホストファミリーが食事を作ってくれないことが多い

 
「冷凍食品を温めたものばかり出てくる」、「野菜が少ない」、「量が足りないので、いつもおなかがすいている」など、ホームステイ先の食事に関するトラブルもよくあります。育ち盛りの高校生にとって長期の高校留学の場合は特に、食生活はとても重要です。
 
一つ知っておいていただきたいのは、欧米の食事は日本と比べるととても質素ということです。ワンプレートに肉料理とスライスしただけの野菜、または冷凍食品の野菜が少しと主食、なんてメニューが一般的です。オーブンや電子レンジで温めるだけのready-made mealsも充実していますから、仕事を持つホストマザーには心強い味方と言えるでしょう。また、程度にもよりますが、共働きのホストファミリーの場合は子供達が協力して食事を作るのも欧米ではよくある光景です。もし作れる料理があったら、ホストファミリーに作ってあげるのも一案です。
 
「野菜が少ない」、「量が足りない」と感じる場合は、ホストファミリーにそのことをぜひ伝えてください。ホームステイ先での食事は、ホストファミリーの食文化や食習慣と密接な関わりがあります。そもそも野菜を食べる習慣がない家庭だったり、小食だったりする可能性もあります。言葉にすることで、改善策を講じてくれるはずです。家族が食べているもの+αで食べたいものがある場合は、ホストファミリーに伝えたうえで、自分で用意する必要もあります。
 

よくあるトラブル3:家事のお手伝いが多すぎて、勉強する時間がない!

 
高校留学の場合は、渡航前にオリエンテーションを実施して、「ホームステイ中は、何でも進んでお手伝いしてください」と伝えています。以前、このアドバイスを忠実に守って何でも進んでお手伝いをしていたら、家事のほとんどをまかされ、勉強時間も自由時間もなくなってしまったという高校生がいました! ホストファミリーは、家事を何でも引き受けてくれるので、了解事項だと思っていたのだとか。きちんと事情を説明して、お手伝いの量を減らしてもらったそうです。
 
別のケースで、「ホームステイ先で子供が毎食後にお皿洗いをしていると聞いた。頼まれて嫌とは言えずに、お皿を洗っているに違いない。高校留学に行ったのであって、家政婦になるために行ったのではない。高校留学はそんなこともさせられるのか?」といったお叱りを保護者の方から受けたことがあります。
 
本人に確認したところ、自分から率先してお皿洗いをしているとのことでした。家事の担当を持つことは欧米の高校生にとっては普通のことで、家族の一員の証です。料理を作ってくれた感謝の気持ちに、食器をテーブルに運び、食後は片付け、お皿を洗うなどのちょっとしたお手伝いもします。もしハウスメイドのようにすべての家事をさせられているとしたら大問題ですが、渡航前のオリエンテーションでも説明しているように、日本のように家事は母親がするものではありません。家族の一員として留学生も割り当てられたことをきちんとやりましょう。また、お手伝いは留学生にとっては、ホストファミリーとの会話、コミュニケーションが深まり、信頼関係が生まれるきっかけにもなるので、機会があればぜひ率先してやってほしいと思います。
 

ホームステイでのトラブルはホストファミリーに直接相談を!

 
以上、ホームステイでよくあるトラブルについて、解決策とともにご紹介しました。皆さんが安心してホームステイを送れるように、トラブルは極力ゼロにしたいものです。前述のようなホストファミリーとの問題は、一人で抱え込まずに、勇気を出して直接ホストファミリーに打ち明けてみてください。
 
「高校生が直接ホストファミリーに言えるわけがない」、「言った後のホストファミリーとの関係がぎくしゃくしたらどうするんだ?」とお思いになるかもしれませんが、それは日本的な考え方です。実際、以前私自身がホームステイをした際、ホストファミリーに「日本人は他のアジア系と比べて大人しいから、受け入れが楽」と言われたことがあります。もっと主張していいんです! ホストファミリーは直接相談してくれることを望んでいるのですから! ただし、主張=わがままにならないように、注意してくださいね。
 
 

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