シンガポールでの7日間


プログラム名

短期留学(Break the Shellプログラム)

行き先

シンガポール

名前

Rさん

参加時期

中学2年生

期間

2024年7月(7日間)

 今回のシンガポールでの7日間の短期留学は、私を変えるきっかけになった。

参加しようと思ったきっかけ

 私がこのプログラムに参加した理由は、ざっくり言うと怠惰な自分を変えたかったからだ。日本での私は、毎日ともだちとどこかに遊びに行くか、家でもSNSで夜遅くまでだれかと話していて、勉強などまったく手に付けられていない状況だった。自分の将来について全く考える機会もなく、ただ気づいたら1日が終わっている。心のどこかで、このままではいけないと気づいてはいた。しかし、実際行動に移すとなるとどうすればいいかわからなかった。

 

 プログラムが始まる前日、私は大きな不安を抱えていた。もともと人見知りというわけではないのだが、周りは知らないひとだらけなうえ、よく慣れていない環境で自分ひとりやっていけるかということだった。

 

グループメンバーとのディスカッションを通して

 その心配はわりと必要なかったようだ。というのも、少ない時間ながらも一緒に過ごすことで周りと打ち解けることができたし、年齢関係なく仲良くすることができたというのも自分の中でうれしかったことだ。シンガポールの食事は日本とはかけ離れて違うものだったが、かなりおいしかったといえる。全体をとおして楽しかった旅だった。

 

 しかし、ただの旅行ではなくしっかりと学びに来ていることから、1日の講義はかなり大変だった。毎日9時間(ふつうの学校にいるのと変わらないような)大学で講義を受けて、グループでディスカッションもした。はじめは長く感じられていたが、そのうち、先生の話を聞くことや、グループのメンバーと意見を交換することに慣れてきて、最終日では1日があっという間に過ぎてしまった感じがした。最後にグループのインストラクターとお別れするときは名残惜しくて、グループのメンバーといっしょに何度も写真を撮ったり、手を何度も振ったりしていた。

 

 大学の講義の中で、私はしっかりと自分の将来について向き合うことができた。自分が何をしたいのか、自分が好きなことは何か、自分にとってなにが大切なのか、気づくことができた。私はやっぱりだれかと話すのが好きだ。チームでなにかをすることが好きだし、協力することがなにより大切だ。これからはそんな私の良さが生かされるようなことを積極的にしたい。

プログラムに参加して得たもの

 今回のプログラムでは、チームワークとリーダーシップについて学習した。

 

 私の中での今までのリーダーのイメージはチームを一方的に引っ張っているようなことだった。しかし、それは大きく覆された。

 

 リーダーはチームをずっと前から引っ張っているわけじゃないし、後ろから支えたり、チームの間に入って話し合いを進めたり、役割はたくさんある。それに、リーダーシップはチーム全体がそれぞれ持っていることでさらにお互いに高めあうことができる。リーダーシップはもうリーダーだけが持っているはずのものじゃない。私は大きな衝撃を受けた。

 

 自分にとって人生を変えるような大きい変化が起きたわけではないし、「世界を変えなきゃ」とかいうおおげさな大義を抱えたわけでもないけれど、自分を見つめなおすきっかけになった。本当にこの旅に参加してよかったと思う。添乗員さんや両親、この旅を支えてくれたすべてのひとに感謝を述べたい。

参加したプログラムはこちら!

全プログラム、出発から帰国まで複数名の添乗員が同行するので安心! 短期留学初心者はもちろん、リピーターにも人気の異文化体験学習プログラムです。


海外の関連プログラム

留学先情報

お問合せ

Contact