カナダ ノバスコシアへ留学しよう!

留学の種類と期間

カナダ ノバスコシア州への留学の種類は私費留学となります。

現地生徒も通学する現地公立校になりますので一般に言われる正規留学です。現地校はセメスター制(2学期制)をとっています。

留学期間は「1学年間の留学」、「半年間の留学」、「2年以上の複数年留学」の3パターンになります。

1学年間の留学期間:

8月末/9月初旬~6月末の約10カ月、1月末~1月中旬の約12カ月のいずれかです。

1月末の冬出発の場合は現地の夏休み期間中の約2カ月、バンクーバーへ移動し、語学学校へ通っていただきます。複数年留学の場合も1年毎に更新していく仕組みのため、留学期間は上記同様ですが、複数年留学を視野に入れられる場合は、新学期に合わせた夏出発を推奨いたします。

半年留学の留学期間:

8月末/9月初旬~1月末、1月末~6月末のいずれかです。

ノバスコシア州の位置と地域の特徴

ノバスコシア州の地図

ノバスコシア州(Nova Scotia)は、カナダ東部に位置する州の一つで、海に囲まれた美しい自然と豊かな歴史を持つ地域です。州都はハリファックスです。大西洋沿岸の重要な港町で、歴史的建造物や大学も多い街です。約55,000㎢で、日本の北海道よりも少し小さいくらいの面積があります。カナダのちょうど反対側の西部にあるバンクーバーからは飛行機で約5時間40分です。カナダ国内でも時差がありますので、ハリファックスはバンクーバーより4時間進んでいます。

 

ユネスコ世界遺産にも登録された、ルーネンバーグも有名で「北米で最も美しい港町」と言われ、色鮮やかな建物が並ぶ港町です。海に囲まれた州ですので、ロブスターやムール貝、ホタテ貝などシーフードが豊富で有名です。

全体として自然豊かな郊外のエリアになりますので、交通の便の良い都市部での生活とは異なります。留学に集中できる環境としておすすめのエリアです。

ノバスコシア州留学の特徴

現地ではホームステイをしながら、公立校に通います。ノバスコシア州は留学生の受け入れに力を入れており、Nova Scotia International Student Program(NSISP)という留学生を受け入れる組織があり、世界中の中高生を対象に、質の高い教育とホームステイを提供しています。

留学するエリア・学校はNSISPで決定されます。

ノバスコシア州は地図のように7つのエリアに分けられています。留学生はどのエリアのどの学校に留学するか選択することはできませんが、提出するアプリケーション(手続き中にご準備いただく申込書)をNSISPで確認し、各生徒に合う学校を選定されることになります。よって、興味のあることや現地でやりたいことなどがあれば、アプリケーションにしっかりと記入することが大切です。

1校当たりの国籍比率

ひとつの学校へは、ひとつの国籍の留学生が多くても6名以下となるよう国籍比率が調整されています。

世界30カ国以上から留学生を受け入れています。西部のバンクーバーと比較すると、日本人留学生もまだまだ少ないエリアになります。

ESLがほとんどの学校で提供がありません。

ESLとは、English as second languageの略で、英語を母国語としない生徒、第二言語として英語と学ぶ生徒のための英語の授業のことです。カナダではELLEnglish language leaner)と呼ばれることが多いですが、同じものです。留学生のみならず移民の方も含め、英語力にまだ不安がある生徒は、時間割を決める際に、現地校の先生と相談して科目のひとつとして、ESLELL)を履修するケースがあります。特に日本人留学生は英検準2級程度で留学する生徒が多いため履修する生徒は多くいます。バンクーバーやノバスコシア州以外のエリアの多くの学校では、ESL(ELL)を授業のひとつとして提供していますが、ノバスコシア州の学校の中で、履修できる学校はほんの数校のため、ノバスコシア州への留学をする生徒には、英語力が求められます。

求められる英語力・人物像

ノバスコシア州は地図上でも、ヨーロッパが近いこともあり、ヨーロッパからの留学生も多いです。また、西部のバンクーバーと比較してもアジア系の生徒がまだまだ少ないエリアでもあり、全体的に英語力にレベルが高くなっています。上記で述べたように、ESLのある学校がほとんどないため、全ての授業を現地生徒と一緒に受けていきます。つきましては、英検ですと2級程度の英語力、また自分から積極的にわからないことを質問をしたり、人間関係を深めたり、アクティビティに参加したり、受動的ではなく能動的に行動できる意欲を持った生徒が向いています。(どの国に留学するにも、もちろん大切なポイントですが!)

冬出発を検討されている方は、2学期目という年間の途中から入っていくことになります。より積極的な行動が求められますので、ご留意ください。

留学費用が抑えられる!

ノバスコシア州は他州と比較しても授業料やホームステイ費用が抑えられる州になっています。例えば、バンクーバーの公立校への留学と比較すると、100万円ほど抑えた形で1学年間の留学が可能です。

詳しくはぜひオンライン個別カウンセリングや、オンライン説明会にて情報をご確認ください。

カナダ ノバスコシア州の地図2


ノバスコシア留学 参加者の声

私は留学を通じて多くの貴重な経験を重ね、精神的に大きく成長したと実感しています。留学先の環境のおかげで、自分の目標でもあった多様な価値観に触れて広い視野を持ち、自分の軸を形成することの重要性に気づくことができました。日本にいた時は、周りの目を気にしてそれがごく自然なことだと思っていました。しかし、カナダに来てからは、全く違った文化に出会い、「こんな生き方もあるんだ」と感じる機会がたくさんありました。この人生をどう楽しむかは自分次第であり、常に自分を軸にして進んでいくことが大切だと新しく思うようになりました。そんなカナダでの生活を通じて、自己決定の選択肢が広がり、自分の人生は自分で切り開かなくてはならないと強く感じました。

 

実は留学前は、人の意見や指示に葛藤を感じることが多く、自立に向けて成長していく過程(=反抗期)だったと思います。カナダへの留学が決まった時は、自分を取りまく狭い環境から抜け出せると思い、自己決定の選択肢が広がることに緊張と冒険心でいっぱいでした。しかし、カナダでも留学生であること、年齢や交通アクセスなど、思っていたよりも多くの制限があり、現実とのギャップに苦しむこともありました。

その中で自分の視野が狭すぎたことを実感し、私の住んでいるところにも見方を変えれば無限の可能性があることに気づきました。

これらの唯一無二の経験を通じて得た自己の成長は、今後の人生においても大いに貢献すると感じています。留学して本当に良かった!

私は失敗することを恐れずになんでも挑戦してみることがこの留学にとってとても大切だと気づきました。友達を作るのもただ黙っているだけでなく身の回りの人全員に話しかけて会話をすることによって自然と打ち解けることができ、友達になれました。

カナダではハロウィン、サンクスギビング、クリスマス、ハッピーニューイヤーなど数々の行事があり本場ならではのものも見れたのがとても嬉しかったです。ハロウィンでは友達とジャックオランタンを作ったり、近所の家にトリックオアトリートをしに行ったりしました。またサンクスギビングでは七面鳥を丸々たべたり、クリスマスにはダンスや映画を見てゆっくりして、ホストファミリーにプレゼントを渡したりしました。ハッピーニューイヤーでは友達と集まってパーティーをして、花火をしました。日本の文化とはまるで違いましたがとても印象的で良い体験でした。

 

ノバスコシアの留学を通して思うのは、すべてのことは人と人とが行動して成り立っているものであり、世界から多くの留学生が同じ学校に通っていましたが、その人たちに出逢えたのは奇跡でありその瞬間はとても大切な時間だったと思います。いまだに留学を通して出会った、ホストファミリーや友達と連絡を取り合っています。

Nova Scotia International Student Program(NSISP)紹介動画


コラム

お問合せ

Contact