グローバル社会で活躍する「逞しい自由人」に必要な能力
“グローバルコンピテンスとは、地域社会、グローバル社会そして異文化に関わる問題を考察し、他者の視点や世界観を理解し、その価値を認め、異文化の人々とオープンに適切かつ効果的なコミュニケーションをとり、共同体としてのグローバル社会の繁栄と持続可能な発展の為に行動を起こす能力である。”
グローバル教育の実践において重要な「フレームワーク」
フレームワークの概念を持たないグローバル教育の導入は学習の全体像が把握しずらいため、グローバル教育の方向性、内容、到達点を見失いやすい問題が起こりやすくなります。それは教員側・生徒側の両方に不透明さと行き詰まり感を発生させ、効果的なグローバルマインドの醸成に影響を与える要因に繋がります。
グローバルコンピテンスプログラムは日本の教育事情を考慮のうえ、米国のリベラルアーツ教育および世界のグローバル教育に精通した教育チームが開発しています。日本の生徒に対して効果的なグローバル教育を提供するためのフレームワークとして機能します。
グローバルコンピテンスプログラムで育成する「6つの領域」
グローバルコンピテンスプログラムは、PerspectiveとIdentityを中心に据え、「6つの領域」の能力育成を目的としています。
1.Communication Skills/コミュニケーションスキル
様々な場面において、また多様な相手に対しての効果的なコミュニケーション能力の習得と文化の違いが及ぼすコミュニケーションへの影響に対する理解の向上。
2.Multilingual Skills/マルチリンガルスキル
言語の習得に効果的な多言語での学習能力を身につけ、グローバル社会でのコミュニケーション手段としての英語の役割と英語が自己の目標達成を助けるものであるという理解を深める。
3.Emotional Intelligence/エモーショナルインテリジェンス
自己認識、モチベーション、適応力、共感、自己管理、人との交流などのEQ能力の習得。
4.Thinking Strategies/シンキングストラテジー
クリティカル・シンキング(批判的思考力)を使っての地域社会やグローバル社会での問題についての議論などを通して異なる思考方式を学び、応用する。
5.Intercultural Skills/インターカルチャースキル
不慣れな環境で生きる能力の習得。自分自身の文化的価値観での理解を超える異文化の価値観や信念が存在することを理解し、異文化の人々への理解と配慮ができる感性を身につける。
6.Global Action/グローバルアクション
リーダーシップ、プロジェクト開発能力、チーム・ビルディング能力の習得、さらにボランティアや募金活動、イベント運営などを通して地域社会とグローバル社会との関わりを持つ。
6つの領域の能力は、若者がグローバルな世界で活躍し、成功するための揺るぎない強固な基盤となります。グローバルマインドを醸成し、実際にグローバルアクションを起こすうえで必要とされる基礎力を培います。
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