高校生の短期留学 添乗員の体験談

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高校生短期留学 添乗員の体験談
2020/05/14【留学の心得】
この記事は約6分で読めます。

高校の海外研修に同行するスタッフが、短期留学を通して感じる高校生達の成長。心に残るエピソード、そして短期留学の添乗員としての心構えについて、高校生の短期留学の体験談をご紹介します。
 

 
<Summary>
高校生達の短期留学をサポートする添乗員の体験談
・涙で始まり、涙で終わった!? 女子高生の短期留学エピソード
・短期留学で大切なことは「手を貸し過ぎないこと」
・短期留学での高校生達の内面の成長は、何ものにも代え難い喜び
・短期留学の添乗員が高校生達に伝えたいこと
 
★☆今回のナビゲーター☆★
ISA札幌支店 朽葉昌生。主に学校法人を対象とした海外研修、短期留学の企画提案を行い、自ら添乗員としても渡航。高校生の短期留学で北海道から仙台、高崎など、広域の都道府県にわたるプログラムを数多く担当し、1年のうち約2ヵ月は添乗のため海外で過ごしている。大学時代に1年間、アメリカのシアトル郊外のべリングハムに大学留学。ミネソタやミネアポリス郊外で1ヵ月のホームステイも経験。5歳になる愛娘の父親でもある。
 

高校生短期留学の添乗での印象的なエピソード

 
ある高校の寮滞在の短期留学プログラムで、モチベーション高く、様々な準備をして参加した高校生の女の子がいました。寮生活が始まると早速、他国の留学生と交流するために茶道の準備をしました。ところが、留学生に話しかけることができずに、泣きだしてしまったのです。「話しかけないと!」と思うものの、いざ留学生達を目の前にするとその一歩を踏み出すことができず、あまりの悔しさから涙がこぼれてしまったようでした。私はそっと傍らで彼女を見守ることにしました。すると、泣いていることに気がついた留学生の一人が彼女に声をかけました。
 
その後の彼女の成長は見違えるようでした。話しかけられたことをきっかけに、留学生達と臆せずに話せるようになりました。日本人同士で固まるのではなく、あっという間に国籍関係なくいろんな人に話かけられるようにもなって、気がつくと留学生達の中にたった一人の日本人といった感じで、コミュニティに溶け込んでいました。
 
海外研修、短期留学のプログラムでは「しおり」を高校生の皆さんにお渡ししています。しおりは文字通り短期留学の行程が記された小冊子ですが、後半部分はジャーナルになっています。高校生達が短期留学中の毎日のできごとや感想を書くページになっていて、毎朝添乗員に提出してもらっています。交換日記や連絡帳のようなものです。
 
涙で始まった彼女の短期留学初日でしたが、「本当に悔しかった。徹底的に頑張りたいと思った」と、しおりに書いてくれていたことを今でもよく覚えています。ちなみに彼女の最終日はと言うと… 今度はもう日本に帰国しなければならないという寂しさから、大号泣していました!
 

高校生短期留学の添乗で心掛けていること

 
高校生短期留学の添乗で心掛けていること
 
私が高校生の海外研修、短期留学の添乗に同行する際に常に心掛けているのは、「手を貸し過ぎないこと」です。プライベートでは一児の父なので、参加している高校生達が困っていたり、つまずいていたりすると助けてあげたくもなりますし、答えを示したくもなります。ただ、短期留学は自分で行動すること、その結果が大事なので、ぐっとこらえて我慢するという場面もよくあります。私自身が仲介役になるべき時はもちろんそうしますが、高校生達が自分で選択して、納得して行動できること、英語力や英語学習に留まらず、そういった経験の場を与えることを大切に考えています。
 
他には、短期留学中はできる限り高校生達全員と1対1で話す機会をつくることです。高校生達とは集合日に初めて顔を合わせます。添乗は「はじめまして!」の状態でスタートします。みんなの顔と名前を覚えることはもちろん、2週間前後という限られた短期留学の期間中に、困った時、不安な時、体調がすぐれない時などに高校生達からも声を掛けやすいように、移動中や休憩時間などにたわいもない話も含めて、あえて日本語で話しかけるようにしています。
 

短期留学の添乗で感じる高校生達の成長

 
短期留学の添乗で感じる高校生達の成長
 
毎日しおりに短い日記を書いて提出してもらうのですが、書かれている内容が表面的なことから内面的な内容に変化していくところに、高校生一人ひとりの成長を感じています。「自分にはできないと思っていたことが、できるようになった!」、「日本に帰ったら、こんなことを頑張っていきたい!」とか、日に日にポジティブな内容になっていくんですよね。
 
海外に行ったから、短期留学に参加したからと言って、劇的に変化するとは言い切れない部分もありますが、日本に帰って成長するきっかけとなるような、短期留学がそんな機会になってくれると嬉しいと思っています。
 
先日、数年前に高校の短期留学プログラムに参加した高校生から、大学進学の連絡をいただいたんです。他県に住んでいるのにわざわざ会社に電話をくれて、「あの時、朽葉さんに話した夢の実現のためにこの大学に決めたんです!」って! 本当に嬉しかったです。
 

短期留学の添乗員から、高校生達へのメッセージ

 
「高校生の皆さんへ
海外に行ったことが良いことではなくて、その経験からどうアクションしたか、どう生かしていくかによって結果は変わってきます。これから海外研修や短期留学を検討するという高校生の皆さんは、参加して、感じたことをどう行動に移していくか、自分を変えるきっかけに、力にしてください!」
 
私自身は、高校生達が変わる、成長する、そのきっかけづくりを担っていると思っています。本来の添乗員の仕事は旅程管理。皆さんの短期留学プログラムを予定通りに遂行することです。でも私は、海外研修や短期留学の添乗とは、本来の旅程管理だけが仕事ではないと思っています。添乗員という立場で高校生達の成長を後押ししていきたいという思いで、いつも添乗に臨んでいます。
 
以上、添乗員の目を通して見た、高校生の短期留学体験談でした。
 
 

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