それってデメリット? イギリス大学進学にまつわる3つの誤解

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イギリス大学進学の誤解とメリット・デメリット
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イギリスの大学進学というと、学費が高そう、難しそう、専門性が高すぎていろんなことを幅広く勉強できなそう… といった、デメリットを思い浮かべる方が結構多いのではないでしょうか!? でも実際はそんなことはありません。イギリスの大学進学にまつわる3つの誤解と真の魅力について紐解いていきます。
 

 
<Summary>
イギリス大学進学のデメリット!?
・みんなが抱いているイギリス大学進学の3大誤解とは
・年間の学費だけでなく、総合的に判断を。パスウェイプログラムも活用すべし
・ファウンデーションコースやパスウェイプログラムでしっかり準備ができる!
・専門性を突き詰めることで、思考能力も身につく

 
★☆今回のナビゲーター☆★
アメリカの大学入学を夢見るあまり、高校卒業後にファストフード店でのオーダーもままならない英語力で渡米。TOEFLスコアはアメリカのコミュニティカレッジ入学の最低ライン…。それでもくじけることなく、周りの現地学生や留学生との温かい交流を通して約2年で無事卒業! アメリカでの教育実習等を経て4年制大学に編入し、これまた留年することなく卒業。現在は、未来のある子どもたちの英語教育に携わるという夢を実現し、高校留学や海外の大学進学のカウンセリングに従事。JAOS認定留学カウンセラー。
 

イギリス大学進学にまつわる3つの誤解

 
海外大学進学の留学カウンセリングをしていると、イギリスの大学進学のイメージに誤解があるなと感じることがよくあります。アメリカの大学に憧れて留学した自分ではありますが、今回はイギリスの大学進学について書いてみたいと思います。
 
イギリスの大学進学について、高校生と保護者の皆さんが抱いているイメージで多いのは、「学費が高い」、「入るのが難しい」、「専門性が高いので幅広い勉強ができなそう」というデメリットです。これらの3大誤解!? について、順に紐解いていきます。
 

イギリス大学進学は学費が高い!? の誤解

 
例えば、大学ランキングのトップ100位内に入っている大学では、アメリカだと州立大学でも多くの場合、留学生の年間の学費は500万円程度になります。ところがイギリスの場合は、どんなにレベルが高い大学であっても(オックスフォードとケンブリッジはちょっと特殊なので除きますが)、年間の学費は高くても300万円程度です。
 
アメリカには学費がとても安い大学もあれば、高い大学もあって幅広いのですが、イギリスでは学費にさほど幅はありません。学費がすごく安い大学はない代わりに、イギリスではほぼすべてが国立大学ということもあり、レベルが高い大学であっても、アメリカのように学費が高いわけでもないのです。
 
学費を考える際、卒業までにかかる費用が外せないポイントになります。アメリカの大学は4年制なので、年間の学費×4年間の学費がかかります。イギリスの大学は3年制ですが、留学生は1年間のファウンデーションコースがつくので、合計4年ぶんの学費を支払うことになります。どちらも卒業までの期間は同じですが、イギリスではレベルが高い大学で、アメリカよりも安い学費で勉強ができる可能性がある点がポイントです。
 
また、最近の新しい動きとして、イギリスでもInternational Year Oneというパスウェイプログラムが導入されています。パスウェイプログラムというのは、大学で1年間学んだ後にその大学の2年次に編入できるというもの。まだ導入している大学数は限られていますが、パスウェイプログラムを利用すれば、現地の学生のように3年間で大学を卒業できることになります。
 
年間の学費だけみると、イギリスの大学の学費は高くてデメリットのように思われるかもしれませんが、このようにトータルで考えると、決して高いわけではないことがおわかりいただけるかと思います。
 

イギリスの大学は難しい!? の誤解

 
イギリスの大学が難しいと思われている理由のひとつは、イギリスの大学では1年次から専門的な勉強をすることではないでしょうか。これにもちょっとした誤解があります。日本から高校卒業後にイギリスの大学に進学する場合、ファウンデーションコースを受講することがほぼ必須になっています。ファウンデーションコースとは大学進学準備コースのことで、イギリスの大学入学後に勉強したい分野の基礎、アカデミック科目の基礎を勉強します。留学生のためのコースでもあるので、英語のレッスンもついています。
 
アメリカだといきなり大学の授業が始まることになりますが、イギリスではファウンデーションコースで準備をしてから大学に入学できます。ファウンデーションコースに入るための英語力の基準も低め。大学に直接入学するアメリカの場合はTOEFL 80点とかIELTS 6.5といった高スコアが求められますが、イギリスのファウンデーションコースはそれよりも低いスコアでも入れます。ですので、イギリスの大学進学は決して難しくはないと言えます。
 
また、前述のパスウェイプログラムなら、1年次レベルのアカデミック科目が勉強できます。留学生のための特別入学ルートなので、留学生がつまずきやすい授業は特別に小さいグループで開講されていたり、授業に関しての英語の補講が付いていたりします。様々なサポートを受けながら、1年目を過ごせるというメリットもあります。
 

これから役立つのはアメリカのリベラルアーツ教育!? の誤解

 
アメリカは1、2年次でいろんな分野の授業を受けながら自分の専攻を決めていくことができるという点でフレキシブルで、いろんな分野を勉強できるから視野も広がり、様々なことに対応できる思考能力が身につくとよく言われます。いわゆるリベラルアーツ教育です。
 
一方、イギリスでは1年次から1つの専門分野に特化した勉強をします。一般教養のようにいろんな分野を学ぶということはありません。その結果、「アメリカの方が視野も広がるし、いいよね!」と考えてしまいがちなのですが、イギリスでも希望すれば2つの分野を同時に勉強したり、または専攻に加えて別の分野の授業を選択科目の枠で受講したりすることもできます。
 
柔軟性も多少ありつつ、アメリカもよりも専門性を身につけることができるのがイギリスの大学。1年次から3年次まで専門に特化した勉強をしていくので、より高い専門性を身につけて卒業することができます。アメリカにあってイギリスにないもの。一見デメリットに捉えられるかもしれないことが、実はイギリス大学進学におけるメリットなのです。
 
そして実はイギリスでも、アメリカのリベラルアーツ教育と同じような力が身につくと言われています。イギリスの大学では、一つのテーマを掘り下げていく過程で学生の思考能力を高め、新しいものや考えを世の中に生み出していく力を育成することを目指していると言われています。専門性が高い勉強をしているから思考能力が身につかないというのではなく、そのプロセスやアプローチがアメリカの大学とは違うだけ。目指すゴールは一緒だったりします。
 
歴史ある大学で専門的な分野を学ぶことができるイギリスの大学進学。学費が高い、入るのが難しい、専門性が高いので視野が広げられなさそうといったデメリットに感じられるようなことも、実はデメリットではないのだということがおわかりいただけましたでしょうか!?
 
 

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