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2019年3月6日 水曜日

【開催レポート】2/22東京、2/23大阪 ドラッカーに学ぶ次世代教育セミナー

ISAドラッカーセミナー 倉橋勝
 

『~P.F.ドラッカーに学ぶ~
ドラッカー流セルフマネジメントで生徒の人生をデザインする力を養成する』

 

2月22日(金)、2月23日(土)に、東京と大阪にて弊社主催の「ドラッカーに学ぶ 次世代教育セミナー」が開催されました。
 

本セミナーでは、グローバル教育、次世代教育に高い関心をお持ちの教職員の皆様に向けて、P.F.ドラッカーのマネジメント関連の著書でも知られ、様々な企業で次世代育成のコンサルタントやコーチング、大学での講演、メディアなど多方面でご活躍中のPROJECT INITIATIVE株式会社の代表取締役である藤田勝利氏にご登壇いただきました。
 

弊社代表取締役の倉橋より、お集まりいただいた皆様に向けての開会のご挨拶の後、藤田氏によるP.F.ドラッカーのマネジメント論を基軸に、急速に移り変わる現代の世界情勢と80年代末以降の経済モデルと社会モデルの大きな変容および、社会が求める人材像と必要不可欠なスキルについてご講演いただきました。
 

ISAドラッカーセミナー 藤田勝利氏講演
 

藤田氏による前半のプレゼンテーションでは、世界全体がテクノロジーの発展によって、80年代末から急激な変容の真っ只中にある事実と驚愕のスピード感を、動画を交えながら分かりやすく理解・体感できるものでした。
 
僅か2、30年の間に経済、社会、世界のモデルが抜本的変容を起こした結果、10年前に存在しなかった仕事が今の若者のなりたい仕事を占め、1年前の技術は3年後に時代遅れとなるスピード感の中で生きる時代に突入したと同時に、社会が求める人材像や必要なスキル、価値観などが全く変わっていることを指摘されました。
 
中盤以降は80年代より世界変化を見抜いていたドラッカーの言葉と哲学をベースに、変化の激しい時代は新しい発想を生み出す人材が強く求められるため、個々のイノベーション能力と創造性を伸ばす教育の重要性と、その軸となる「セルフ・マネジメント」と「リーダーシップ」について詳しい具体例を挙げながらお話しいただきました。
 

【ご参加頂いた皆様の声】※アンケートより掲載
・具体的事例が多くあり、セルフマネジメント、リーダーシップ、イノベーションのそれぞれについてとてもよく分かりました。
・変化の激しい時代において子どもたちが身につけるべき力は何かを学ぶことが出来ました。特にセルフマネジメントをして目的を持って行動し、もう一度考え直す経験が、小・中・高等学校の教育で必要だと感じました。
・“マネジメントはリベラルアートである”という、「人」としてしか成し得ないことを学び続けることが大切である、と改めて感じるものだった。
・生徒に目的意識を持たせる前提として、教員のセルフ・マネジメントが重要であると再認識した。
・組織がうまく動くために必要な基本的な考え方を、考えさせられるいい機会になりました。
・グローバルビジネスパーソン育成のために実学中心に学ぶ生徒達と日々接する中で、教員としての心構えを学ばせていただき、たくさんの気づきがありました。

 

第二部は、弊社 国内研修部長の寺澤より、アイエスエイの様々な教育研修についてご紹介させていただきました。
クレアモント大学のドラッカー・インスティチュード(ドラッカー研究所)が企画・監修した、日本人向けにアレンジされた「海外次世代リーダー養成プログラム」は、ドラッカーのマネジメント・フレームワークを活用しながらプロジェクトに取り組み、ディスカッション、グループワーク、レクチャーを通してリーダーシップとマネジメントを学ぶアイエスエイ独自の内容で、弊社のプログラムを導入された学校事例などもあわせながらご紹介させていただきました。
 

ISAドラッカーセミナー 寺澤ますみ
 

その他、アメリカやイギリスのトップクラスの大学生とのプロジェクト活動やディスカッションを通じて多様な価値観やリーダーシップ、コミュニケーション能力等を身につける「エンパワーメント・プログラム」をはじめ、アメリカ現地でも行われているアカデミックイングリッシュの授業プログラム、アジア圏への教育事業の拡大に伴い、新しくスタートしたサイエンス分野のプログラム研修など、現在多くの学校で導入されている好評のプログラムや国内向けの研修、2020年教育改革に向けて新しい時代の流れを汲んだプログラムなど、それぞれ特色のあるコンセプトを詳しくご紹介させていただきました。
 

【ご参加頂いた皆様の声】※アンケートより引用
・カリフォルニア大学デービス校とのプログラムで、essay writingやdiscussion skillの指導に興味を持ちました。
・新しいプログラムが次々に開発されていることが分かった。
・SDGSを使った授業の内容等、気になる内容であったから。
・面白い取り組みが多くあり、視点が広がった。これからの本校の取り組みを考える中、いろいろ教授して頂けるとありがたい。また、サイエンスプログラムも興味深い。
・アジアでのプログラム、シンガポールのサイエンスプログラム、アカデミック英語に興味を持ちました。

 

セミナー最後の質疑応答では、海外とは違い「自分とは何か?」を外側から問われる機会が少ない日本の環境において、実際の授業や教育の中でどのようにすれば生徒達が「自分とは何か?」に気付き、考えるようにできるだろうか?というご質問をいただき、藤田氏は、恵まれすぎる会社ほどイノベーションが起こしにくくなりがちな例を挙げ、整えたり与えすぎると生徒は受け身になりやすいことを指摘した上で、自主裁量の時間を設けて自身の目的を見つける時間を作る大切さを述べられました。
 

ISAドラッカーセミナー 藤田勝利氏講演
 

世界情勢と経済、社会変化とスピードから次世代像を紐解いた藤田氏の講演は、これから生徒達が社会で求められる力を明確に定義し、非常に現実的に示した内容となりました。
教育者サイドも改めて「変化の時代」を生きている事実と社会の変容スピードを再認識することで、現実社会で求められる能力を伸ばす教育と、急激な社会変化に対応した価値観のバージョンアップを図る素晴らしい機会となったのではないでしょうか。
 

今後もアイエスエイでは、学校管理職・教職員の皆様向けに、教育実践に役立つ無料の教育セミナーを全国各地で定期開催してまいります。是非、お気軽にご参加ください。
 

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